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- 日本にはイエスマンばかりの会社が多くない?
- イエスマンだらけの会社は倒産するよね?
- なんでイエスマンで固めるの?
結論、イエスマンしかいない会社が組織崩壊する理由は以下のとおり。
- 足の引っ張り合いをするから
- 変化が生まれにくいから
- 失敗をすることを避けるから
- 多様性が生まれないから
もし今のままイエスマンだらけの会社に残り続けると、あなたの将来性を潰しかねません。
今の会社を辞めたいと思ったときにはもう手遅れになっているかも。
そこで今回はイエスマンしかいない会社が組織崩壊する理由を解説します。
この記事を読み終えるとイエスマンだらけの会社に残り続けるヤバさを理解できますよ。
少しでも自分の将来について不安な方はキャリアについてプロに相談しましょう。
イエスマンの本当の意味とは?イエスマンの心理から特徴まで解説イエスマンしかいない会社が組織崩壊する理由
イエスマンしかいな会社が組織崩壊する理由は以下とおり。
- 足の引っ張り合いをするから
- 変化が生まれにくいから
- 失敗をすることを避けるから
- 多様性が生まれないから
足の引っ張り合いをするから
イエスマンしかいない会社が組織崩壊を起こす一番の理由が、内部崩壊するからです。
本来は仕事で成果を出した人が昇格していくべきです。
しかし、イエスマンばかりの会社は、勤務年数に合わせて昇格が決まるため、必ずしも仕事ができるからといって役職があがるわけではありません。
仕事ができなくても社内政治がうまければ、イエスマンでも出世できるのです。
そんなイエスマンは仕事で成果を出すのではなく、ライバル社員の揚げ足を取ることで評価を下げて、自分の評価を高めようとします。
よくドラマで見るやつですね。
イエスマンがいることで社内の人間関係が悪くなり、徐々に組織崩壊を起こしてしまうのです。
変化が生まれにくいから
イエスマンは上司の意見に同調するため、イエスマンしかいない会社では反対意見が生まれることがありません。
ずっと同じことをしていても、企業は成長しません。
成長する企業は新しいことに挑戦したり、変化を柔軟に受け入れる企業です。
上司へ意見をいうことがないイエスマンしかいない会社では、なかなか新しいビジネスは生まれません。
リスクを嫌うため、今までと同じことを続けようとします。結果として、外的変化に対応できずに、組織崩壊を起こし、最悪の場合倒産することになります。
失敗をすることを避けるから
イエスマンばかりの会社は、保守的で現状維持を好む傾向にあります。
失敗をして上司に嫌われたり、自分のポジションが危うくなるのであれば、挑戦しようとはしません。
たとえうまくいっていたとしてもずっと調子がいいことなんてありません。
失敗を避けて、上司の言うことに同調しているイエスマンしかいない会社は、いずれ組織崩壊を起こすでしょう。
多様性が生まれないから
同調ばかりが起きると、新しい意見が出てこずに、組織改革が起きません。
世の中の変化はとてつもなく早くなっているため、時代の変化に合わせていかないと会社を存続することが難しくなっています。
しかし、イエスマンしかいない会社は、自分が進んで意見をいう人もいないうえに、みんな誰かについていこうとする人たちばかりです。
結果、みんな同じ意見で反対意見なども出ずに、会社の方向性が決まってしまうのです。
そもそもなぜ日本にはイエスマンばかりの会社が生まれるのか
イエスマンもメリットがなければ、上司にヘコヘコしません。
日本の会社でイエスマンが生まれやすい理由について解説していきます。
- 年功序列型・終身雇用を採用しているから
- 1つの会社で勤めあげるのが当たり前だったから
- 仕事ができない社員に役職がつくから
年功序列型・終身雇用を採用しているから
アメリカでは成果を出せない社員はクビになります。
しかし、日本は法律で雇用が守られており簡単に社員をクビにできないため、成果を出していなくても社員のままで居続けることができます。
さらに日本は終身雇用や年功序列型を採用しているため、勤めれば務めるほど年収が上がっていきます。
つまり、大事なのは成果を出すことよりも社内での人間関係をよくすることでした。
もちろん、仕事で成果を出している社員のほうが出世はしやすくなります。
しかし、仕組み上、主体的に働かないイエスマンでも出世することができてしまうのです。
1つの会社で勤めあげるのが当たり前だったから
今は転職をすることが当たり前の時代になりました。
しかし、30年ほど前は転職する人はごくわずかでした。
新卒入社した会社を定年まで勤めあげて、退職金をもらって老後生活。
これがサラリーマンの当たり前でした。
もし社内で嫌われてしまったら、定年までずっと嫌われて厄介者扱いされるかもしれません。
少しでも居心地のいい環境にするために、上司に好かれようとするイエスマンが生まれてしまうのです。
仕事ができない社員に役職がつくから
入社して10年20年勤めていれば、イエスマンでも役職がつきます。
イエスマンが上司になると、イエスマンの上司に対してペコペコします。
そして自分を可愛がってくれるイエスマンである部下を周りに固めようとします。
仕事熱心でどんどん新しいことに挑戦する部下はイエスマンには、不要なのです。
イエスマンが上司になることで、部下もイエスマンで固めるという負のスパイラルに陥ります。
結果、会社として組織崩壊につながってしまうのです。
イエスマンで固める上司の本音
イエスマンで固める上司の本音は以下のとおりです。
- 組織を変えるのがめんどくさい
- 今まで同じことをやるほうが楽
- 自分の意見を突き通したい
組織を変えるのがめんどくさい
上司としては、自分の手柄を増やしたい思いはあるものの、今のポジションを落とすことを嫌います。
新しいことに挑戦してうまくいかなかったときに、上司から詰められるのを避けたいのです。
結果として、イエスマンが上司になると新しいことに挑戦しない、自分の意見に同調してくれるイエスマンを周りに固めようとするのです。
今まで同じことをやるほうが楽
新しいことに挑戦するのは、分からないことがあるので、めんどくさいことでもあります。
知識を付けたり、社内で承認を得たりなど今までとは違うことをやらなければいけません。
イエスマンにとってこれがめんどくさいのです。
新しいことなんてやらなくても、今のポジションをキープできるのであれば、チャレンジしようとしません。
仕事に意欲ある部下を揃えるとめんどくさいので、自分に従順なイエスマンしかいらないのです。
自分の意見を突き通したい
自分でやりたいことがある人もイエスマンで固めることもあります。
仕事へ後ろ向きなイエスマンがイエスマンだらけの組織を作ることもありますが、逆のパターンもあるのです。
社員数が少ないベンチャー企業は、同じ理念をもっており仕事に意欲のあるイエスマンを揃えます。
仕事を進める上で口論になることはあるものの、仕事に関する本質的なやりたいことは一致しているので、この場合組織崩壊にはつながりにくいです。
イエスマンしかいない会社に在籍するのは危険すぎる
もし今勤めている会社がイエスマンしかいない会社なら、すぐにでも転職したほうがいいです。
なぜなら本来ついているスキルや経験が身につかずに、転職したいと思ったときには手遅れになる可能性があるからです。
イエスマンが上司だと、仕事熱心の部下を嫌う傾向にあります。
そんな環境で過ごしていると、前向きに仕事に取り組めなくなり、自分もイエスマンのようになる可能性があります。
年齢を重ねるにつれて、転職の難易度が上がっていきます。
20代なら今ならまだ間に合います。
少しでも自分自身を成長させたい思いがある方は、「あのとき転職しておけばよかったな」と後悔する前に転職活動を始めましょう。
まずは求人を見るだけでもOKです。
イエスマンしかいない会社を辞めた結果
ぼくが新卒で入社した会社はイエスマンしかいない会社でした。
成果を出している若手よりも30年以上勤めているイエスマンの方が役職が上でした。
「入社してこのままこの会社で働き続けるのかなぁ」と漠然と不安に思ったのを今でも覚えています。
今は成果を出せば評価される企業で働いています。
前職と比べてプレッシャーもありますが、仕事へのモチベーションは格段に上がりました。
もし過去のぼくのように、今のままでいいのか不安な方は、まずは転職エージェントに相談だけでもしてみましょう。
会社に残り続けるのかそれとも転職するのか、考えてみるだけでも悩んでいる頃より前進できています。
とくに20代の方は動くなら早いほうが絶対いいですよ!
まとめ|イエスマンしかいない会社は組織崩壊する可能性大
本記事ではイエスマンしかいない会社が組織崩壊する原因について解説してきました。
繰り返しにはなりますが、原因は以下のとおり。
- 足の引っ張り合いをするから
- 変化が生まれにくいから
- 失敗をすることを避けるから
- 多様性が生まれないから
今のままイエスマンしかいない会社に残り続けるとあなたのキャリアに悪影響を及ぼすかもしれません。
本当にこのまま今の会社で働き続けていいのか不安に思っている方は、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントは無料で利用できるので、相談して損することはありませんよ。