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- 出世するためには太鼓持ちってやっぱ必要?
- ビジネスでは太鼓持ちのように気を遣うのは当たり前だよね
上司に過剰に気を遣う太鼓持ちはビジネスや出世には不要です。
もちろん、ビジネスの場では気を遣うのは当然のことです。
しかし、太鼓持ちのように相手に気を遣い続けるのは自分の可能性を狭める上にずっと不安でたまりません。
誰にも頼れずに不安を感じながら仕事をするのか、信頼できる人たちと仕事をするのかは太鼓持ちになるかスキルをつけるか次第です。
太鼓持ちは、ひとりではなくもっといるはずです。
足を引っ張り合いに参加してしまうと、あなたのキャリアにひびが入りかねません。
あなたの可能性をひろげてくれる会社は絶対あるはずです。
一人称で使われる太鼓持ちの意味とは?腰巾着・ごますりの使い方も解説自分自身が太鼓持ちなのか知りたい方は、以下の診断テストを受けてみてください。
【大前提】ビジネスで気を遣うのは当たり前
まずビジネスで気を遣わずに仕事をするのは不可能です。
みんなお客さんや同僚に気を遣いながら仕事をしています。
しかし、太鼓持ちほど顕著にごまをする必要はありません。
相手に合わせすぎる太鼓持ちを続けていては、いつか心が疲弊します。
もし太鼓持ちで出世するか悩んでいる方は、一度立ち止まってみてください。
太鼓持ちになる危険性について次章で解説します。
太鼓持ちになって出世するのをおすすめしない理由
- 実力で出世したわけではないから
- 太鼓持ちに終わりはないから
- 部下に信頼されないから
- 会社に依存せざるを得ないから
- 社内の居場所がなくなる可能性もあるから
実力で出世したわけではないから
太鼓持ちは上司に好かれて出世に成功したため、仕事ができるわけではありません。
人は実力と権力が伴っている人からの意見は聞く耳を持ちます。
しかし、権力だけの人の場合、話を聞く人はごくわずかです。
かりに出世したとしても、部下に頼られることなくさらに上司に気を遣いながら過ごさなければいけません。
太鼓持ちに終わりはないから
会社を離れるまで、太鼓持ちに終わりはありません。
太鼓持ちを辞めた瞬間に、今まで築き上げてきた人間関係や社歴は無駄になってしまいます。
気を遣いながら社内で過ごすことで、自分のポジションを確保したとしても、太鼓持ちに依存してしまいます。
太鼓持ちになったときには、もう本来の自分とは違うキャラを演じなければいけなくなってしまうのです。
部下に信頼されないから
仕事ができるわけではない太鼓持ちは部下からは信頼されません。
文句だけ言ってくる人ってほんとうざいですよね。
普段から部下とコミュニケーションをとって、相談に乗るそんな上司は部下から信頼されるでしょう。
しかし、太鼓持ちが意識的にコミュニケーションをとるのは、自分の上司です。
自分の利益や立場ばかり気にして、部下のことを後回しにしている太鼓持ちは部下から信頼されません。
会社に依存せざるを得ないから
太鼓持ちは昔ながらの日本企業や大企業に多いです。
大企業は、終身雇用で働けば働くほど給料が増えていく仕組みを採用しています。
そのため、長く働いて社内でのポジションを確立することで、出世しようと考えるのです。
もちろん太鼓持ちは、転職をしてキャリアアップしようとは考えません。
社内での出世ばかり考えていると、他の会社へ移れなくなり会社に依存するしかなくなります。
結果、太鼓持ちを辞めたくても辞められない負のスパイラルに陥ってしまいます。
社内へ居場所がなくなる可能性もあるから
太鼓持ちで出世したとしても、いずれ上司に気づかれるときがくるでしょう。
- 部下に信頼されない
- 上司の機嫌取りばかりしている
- 仕事ができない
こんな太鼓持ちを上司のお気に入りであり続けるのは難しいはずです。
- 部下から信頼されている
- 気が利く
- 仕事ができる
こんな優秀な人のほうが上司も一緒にいて仕事がしやすいはずです。
太鼓持ちで出世すると、優秀な後輩が出てきたタイミングで一瞬で今までのポジションを失いかねません。
その後はお気に入りからはずれ、降格、窓際族、左遷と最悪の末路しか待っていません。
たとえ太鼓持ちでは出世できてもずっと不安
もし太鼓持ちとして振る舞い出世できたとしても不安はずっとつきまといます。
- スキルが伴っていないから
- 優秀な若い部下からのプレッシャーがあるから
- 上司に嫌われたら終わりだから
スキルが伴っていないから
太鼓持ちは、上司に好かれることで出世をしているため、プレイヤーとしての能力は大したことありません。
そのため、任された仕事ができるのか不安で不安で仕方がないのです。
結局、自分ではできないので部下になすりつけて自分は上司の機嫌取りを。
太鼓持ちになってしまうと、自分では何もできないポンコツ社員になってしまう可能性すらあります。
優秀な若い部下からのプレッシャーがあるから
優秀な若手の追い上げは太鼓持ちにとって、恐怖でしかありません。
自分より若いうえに、仕事もできるのは太鼓持ちの上位互換です。
部下の出世を防ぐために、自分の取り巻きのように振る舞ったり、自分の教育のおかげで成果が出るようになったと自分が関わっているかのようにします。
もちろん、周りは太鼓持ちよりも部下の方が優秀であることは理解しています。
でも太鼓持ちは、人間関係でなんとかするしか対処法がないのです。
上司に嫌われたら終わりだから
上司に好かれたから出世できた太鼓持ちですが、言い換えれば嫌われたら終わりです。
そのため、太鼓持ちを辞めることができずに、上司に気を遣いながら過ごさなければいけません。
仕事で取り返しのつかないミスをしたらもう終わりです。
失敗したら終わりという恐怖に怯えながら、過ごすしかなくなってしまいます。
太鼓持ちにならずに出世する方法
ここまで太鼓持ちで出世する危険性について解説しました。
- スキルをつけて自分で成果を出す
- 信用・信頼される人間関係を築く
- 成果を認められる環境に移る
スキルをつけて自分で成果を出す
太鼓持ちはスキルや実力がない人が出世する方法です。
太鼓持ちは出世しても仕事ができないため、誰かにやってもらうしかありません。
そんな太鼓持ちにならないためには、自分の実力をつけるのが一番の近道です。
信用・信頼される人間関係を築く
スキルをつけたうえで、かつ社内で良好な人間関係を築くことができれば、出世しても周りに頼りながら・助け合いながら仕事ができるはずです。
太鼓持ちはある意味、一匹狼で頼れる人がいません。
社内で信頼関係を作れれば、太鼓持ちはもう太刀打ちできません。
成果を認められる環境に移る
太鼓持ちと一緒に仕事をしていると、あなたの将来性を潰すことになります。
太鼓持ちは仕事で成果を出すことではなく、社内政治に力を入れています。
そんな太鼓持ちと仕事をしていると、同世代にスキルや経験でどんどん置いていかれます。
結果的に、転職したいけどスキルがないから転職できないことになる可能性もあります。
最悪の状況を避けるためには、スキルをつけて自身の能力を高める必要があります。
年功序列ではスキルをつけても給料に反映されないため、成果主義の会社に移るのも選択肢の一つです。
まとめ:太鼓持ちはビジネスや出世のためには不要
本記事では太鼓持ちはビジネスや出世のためには不要です。
もちろん、ビジネスの場では気を遣うのは当然のことです。
しかし、太鼓持ちのように相手に気を遣い続けるのは自分の可能性を狭める上にずっと不安でたまりません。
誰にも頼れずに不安を感じながら仕事をするのか、信頼できる人たちと仕事をするのかは太鼓持ちになるかスキルをつけるか次第です。
太鼓持ちは、ひとりではなくもっといるはずです。
足を引っ張り合いに参加してしまうと、あなたのキャリアにひびが入りかねません。
あなたの可能性をひろげてくれる会社は絶対あるはずです。
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