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結論イエスマンになれないと悩んでいる方は、イエスマンになる必要はありません。
なぜならイエスマンになったとしても、出世できずに、年収も上がらないからです。
また上司にとって便利屋の部下として使われかねません。
さらには、周りから嫌われる存在になることも。
そこで今回はイエスマンになれなくて悩んでいる方に向けて、イエスマンになる危険性を解説します。
イエスマンの本当の意味とは?イエスマンの心理から特徴まで解説イエスマンになれないからといって悲観する必要はない
イエスマンになれないからといって、出世できなくなったり、年収が上がらなかったりするわけではありません。
むしろ、イエスマンになったほうが、出世しても上司に気を遣い続ける必要があり、苦労が絶えません。
イエスマンは上司に好かれるという目の前の利益には効果あるかもしれません。
しかし、周りから信用されないうえに嫌われるため、長期的に考えたら確実にマイナスです。
イエスマンになれない方は、イエスマンになる必要がないと前向きに捉えていきましょう。
イエスマンになるメリット
ここでイエスマンになるメリットについて解説します。
- 上司のお気に入りの部下になれる
- 気配りができるようになる
- 新しい趣味が増える
上司のお気に入りの部下になれる
上司の意見に同調して、上司のお誘いには断らないイエスマンは、基本的に上司から嫌われることはないでしょう。
飲み会に来てくれる部下は上司からしたら嬉しいですからね。
上司に好かれると面倒を見てくれる機会が増えるので、仕事がしやすくなります。
気配りができるようになる
上司から好かれるためには、上司がされて嬉しいことをする必要があります。
例えば、見た目の変化に気づく、グラスが空になっていたら次の飲み物を頼むなど。
周りをよく見て行動できることは、仕事にももちろん活かせます。
新しい趣味が増える
イエスマンのなかには、上司と同じ趣味を始める人もいます。
例えば、ゴルフや麻雀、野球観戦など主に男性が好む趣味が多いですね。
きっかけは上司の付き合いかもしれませんが、案外やってみたら楽しくてハマるケースも。
イエスマンになるデメリット
- 便利屋の部下として使われる
- イエスマンを辞められなくなる
- 周りから信用されない
便利屋の部下として使われる
イエスマンになるデメリットの一つが、上司に便利屋としてうまく使われることです。
めんどくさい仕事や時間がかかる仕事ばかり依頼されると、定時には終わらず残業しなければいけなくなってしまいます。
上司としては、頼んだら断らずに引き受けてくれるありがたい存在です。
頼られて嬉しいと思うかもしれませんが、実はただ都合のいい便利屋の部下として使われているだけなのです。
イエスマンを辞められなくなる
イエスマンを続けていくと、もう辞められなくなります。
というのも、もともと上司から嫌われたくないから上司の意見に賛同するようになっており、辞める時がないからです。
「もし次のお誘いを断って、ノリが悪い奴だと思われたらどうしよう」と思ってしまうと、断ることはできません。
結果として、いつまでたってもイエスマンを辞めることができずに、自分の意見を抑え続けるしかなくなってしまうのです。
周りから信用されない
上司の意見に合わせて、立場を変えていると、周りからの信用を失います。
自分の立場しか考えておらず、利益に貪欲な人であるイメージをもってしまいます。
そんな人が自分以外のために仕事をしてくれるとは到底思えません。
上司へ好かれるためにイエスマンをやっているタイミングで、部下や同僚からは信頼されなくなっているのです。
イエスマンになる人の方が出世しにくい世の中に
イエスマンでも昔は出世できたはずです。
もちろん、今も年功序列型の会社はイエスマンでも出世できるでしょう。
しかし、年功序列型・終身雇用の時代はもう終わりました。
あのトヨタでさえ、終身雇用は無理だと言ってますからね。
イエスマンがたとえ出世したとしても厳しいのは出世してからです。
- スキルや経験が身についていないから
- 社内で信頼されていないから
- 周りが出世した理由を納得できないから
これからキャリアを描いていく20代・30代の方はイエスマンにならないほうが、年収も上がりやすく、出世もしやすいでしょう。
イエスマンになるほうが将来のリスクが大きい
イエスマンになると、最悪の場合以下のような末路が待っています。
- イエスマンを辞められなくなる
- 本音を話せる人が社内に誰もいない
- 上司から嫌われる
- バカにしていた部下が上司になる
- 社内で居場所がなくなる
- 窓際族になる
- 会社に依存する
イエスマンになる危険性は、会社に依存するしかなくなることです。
もし会社の業績が悪くなって、待遇が悪くなったとしてももうどこへも行けません。
正確にはどこにでも行けるほどのスキルや経験がないため、求人に応募できなくなってしまうのです。
イエスマンになれないと思っている方は、ならないほうが確実にあなたのためになります。
イエスマンがいる会社で働くやばさ
イエスマンばかりの会社にいると、あなたの将来性が失われてしまいます。
実際、なるべきではないイエスマンになったほうがいいのか悩んでいるはずです。
そもそも、イエスマンになって上司に好かれることよりも、仕事で成果を出した方がいいはずですよね。
イエスマンになったほうがいいのか考えるということは、社内にイエスマンがいるはずです。
イエスマンばかりの会社では変化が生まれずに、組織崩壊するケースも
- 足の引っ張り合いをするから
- 変化が生まれにくいから
- 失敗をすることを避けるから
- 多様性が生まれないから
人は周りから影響を受けるため、イエスマンが多い会社で働いていると、楽な方へどうしても流されてしまいます。
このまま今の会社で働き続けるのが不安な方は、転職エージェントに登録してみてください。
転職エージェントは無料で利用できるので、登録して損することはありませんよ!
まとめ|イエスマンになるほうが確実に損
本記事ではイエスマンになれない人について、イエスマンにならないほうがいい理由を解説してきました。
イエスマンになったとしても待っているのは、上司に気を遣いすぎる日々が続くだけです。
1ミリでも今のままでいいのか不安に思っている方は、転職のプロに相談してみてください。
ぼく自身、イエスマンが多い会社から転職して本当に良かったと思ってます。
転職エージェントに登録したからといって、必ず転職しないといけないわけではありませんよ。